次に、HTMLのタグにid属性を使って名前をつけます。
例えば、「 」の部分ではタグに対してwrapperという名前のidを割り当てています。
タグはかなり頻繁に使うタグですので、適切な名前を付けておかないと、どのタグがページのどの部分に対応しているのかがわかり辛くなってしまうからです。
ここは「ページ全体を囲むため」に記述したタグですので、ラッパー(wrapper) というidを付けることに決めました。ちなみに、wrapperはラップ(包装:wrap)するモノという意味です。
もちろん別の名前を付けても、構文的には何の問題もありません。
他にも、意味を明確にしておきたいタグにidを付けておきます。
例:
上の例では、ナビゲーションタグに「gNav」、コンテンツエリアのタグに「contents」というidを付けました。
「gNav」の命名理由は、ホームページの上部にあるメニューを一般に「グローバルナビゲーション(global navigation)」と呼ぶからです。
実はここで付けたidは、HTMLとスタイルシート(CSS)を関連付けるときに重要な役割を果たします。